『困ってるひと』

 難病に罹った大学院生の闘病記。
 難民研究をしていた人だけど、自らが「難」の当事者となりながら、「難」の実態を示す。

困ってるひと

困ってるひと


 軽妙な文体だけども、その背後にとんでもない大変さ(病そのものの辛さと、病に対する社会的なバックアップが薄いことの辛さと)があることがよく見えて、勉強になる。あと、医者や健康者への伝わらなさなんかも(伝わる部分も多いんだけど)よく見える。考えさせられることが多いいい本だわ。