読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

森の勧める本

原田正治『弟を殺した彼と、僕』
弟を殺害された遺族であるにもかかわらず、私刑廃止運動に参加する者が著した本。「被害者遺族は、敵を討ったからといって救われない。なぜなら当事者にとっては、とてつもない苦痛が伴う憎悪なのだ」(森 2004:150)*1
野村進『救急精神病棟』
精神障害者を彼岸に配置してしまわないために読むべき本かと思って。「彼らは彼岸の人ではない」(森 2004:154)のである。
森達也下山事件
森のドキュメンタリー。俺は下山事件に対して興味を持っていなかったのだが、森がこれだけ拘泥するのなら何かあるのだろう。
吉田司の一連の著作(『新宗教の精神構造』『宮沢賢治殺人事件』『ひめゆり忠臣蔵』『ひばり裕次郎 昭和の謎』『下下戦記』など)
すぐに納得しない人物らしい。引っかかりを重視し、その引っかかりに基づいて対象に迫っていくとか。ある種の「社会学的想像力」の持ち主か*2。ちょっと本のタイトルはダサいけど。
18:50+09:00">「無言の丘」(映画):植民地下台湾における、台湾人と琉球人と日本人の生活交渉の過程を描いた映画。「どこかで見れないだろうか」と思って探していたら、今月ちょうど上映されるらしい。ちょっと距離はあるが足を伸ばそう。映画館へ。見た。
ひめゆり戦史 今問う、国家と教育」(テレビドキュメンタリー)
ひめゆり部隊」をしつこく追ったドキュメントらしい。しつこいことは重要である。


 で、本へのリンク。ちょっと長いけど。

弟を殺した彼と、僕。

弟を殺した彼と、僕。

救急精神病棟

救急精神病棟

下山事件

下山事件

新宗教の精神構造

新宗教の精神構造

宮沢賢治殺人事件 (文春文庫)

宮沢賢治殺人事件 (文春文庫)

ひめゆり忠臣蔵

ひめゆり忠臣蔵

ひばり裕次郎 昭和の謎 (講談社プラスアルファ文庫)

ひばり裕次郎 昭和の謎 (講談社プラスアルファ文庫)

下下戦記 (文春文庫)

下下戦記 (文春文庫)


 一気に買ってしまったら家計がえらいことになりそうだな。

*1:引用は『世界が完全に思考手死する前に』より。

*2:ただ、ネットでこの人の話を読む限り、主張がどこに回収されていくのか、ということを考えるとちょっと気になりはじめる点も。読んでみたらまたいろいろあるか。